実は!シリコン配合シャンプーが髪に悪影響はウソ!
最終更新日:2020年10月8日
薬剤師&上級心理カウンセラーの真農十八番とファーマシストが監修
世間では「シリコーン(シリコン)」は髪に負担がかかったり、毛穴をふさぐので「悪い物質」と言われていますが、
実は、「ウソ」です。
「シリコーン(シリコン)」が悪くない、良い情報をお伝えします。
そもそも
シャンプーには「シリコン」は含まれていません。
「シリコン」は半導体に使われる物質
「シリコーン」はシャンプーなどに使われる「髪の毛の摩擦を防ぐ成分」です。
違うって知ってました?
シリコンとシリコーンの違い
「シリコン」は自然界にある酸化ケイ素(SiO₂)を還元をして作った金属ケイ素(Si)のことです。
(ケイ素は地球上では酸素の次に多い元素ですが、金属ケイ素(Si)の単体では存在しません。)
そして、このシリコンは半導体や太陽電池に使われます。
・・・化学製品のようなイメージでは髪には悪そうですね。
でも
シャンプーに配合されている「シリコーン」は金属ケイ素(Si)ではありません。
金属ケイ素(Si)を複雑な化学反応経て出来たのが、
有機と無機の性質を持つ樹脂「シリコーン」ができます。
シリコーンの成分名
シャンプーなどに含まれる「シリコーン」
は「シリコン」とも「シリコーン」とも表記されません。
シリコーンは下記のように表記されます。
- ジメチコン
- メチコン
- シクロメチコン
- シロキ
- シリカ
パンテーン エクストラダメージケア シャンプーの成分
シリコーン成分配合(ジメチコン)
【成分】
水、ラウレス硫酸アンモニウム、ラウロアンホ酢酸Na、コカミドプロピルベタイン、ラウリル硫酸アンモニウム、ジステアリン酸グリコール、コカミドMEA、香料、セタノール、ジメチコン、ポリクオタニウム-10、クエン酸Na、クエン酸、水添ポリデセン、安息香酸Na、EDTA-2Na、エチレンジアミンジコハク酸3Na、パンテノール、パンテニルエチル、ラウレス-4、ラウレス-23、リシンHCl、塩酸L-メチルチロシン、ヒスチジン、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン、キシレンスルホン酸アンモニウム、塩化Na
シリコーンの髪への影響
実は、シャンプーをする時
ごしごし洗うと
髪の毛同士がぶつかり合い摩擦が起きます。
この摩擦が、髪へ負担がかかります。
だから
摩擦防止のために「シリコーン」が配合されています。
洗髪後は、なめらかな仕上がりになります。
なめらかな指通りを求めるなら、
「シリコーン」配合です。
シリコーンが毛穴に詰まる?
シリコーンは非常に小さな粒子です。
小さく、重量がありませんので、
洗髪時の水で押し流されます。
だから、毛穴が詰まったりすることはありません。
洗髪時の水で押し流されるので、髪にダメージを与えることもありません。
パーマやヘアカラーに影響する?
髪の毛が濡れている状態の時に、シリコーンが髪全体を覆うことはありません。
なので、パーマやヘアカラーの成分に影響することがありません。
流行の「ノンシリコーン」
でもノンシリコーンタイプが良い方もいます。
どちらかというと
さっぱりサラサラヘアを求めるのなら
「ノンシリコーン」タイプです。
セグレタシャンプーf
セグレタシャンプーf 成分 水、ラウレス硫酸アンモニウム、エタノール、ジステアリン酸グリコール、ラウリルヒドロキシスルタイン、ステアレス-6、イソデシルグリセリルエーテル、ビスメトキシプロピルアミドイソドコサン、BG、カニナバラ果実エキス、ザクロエキス、センチフォリアバラ花水、ローヤルゼリーエキス、ダイズ種子エキス、ユーカリ葉エキス、リンゴ酸、乳酸、ラノリン脂肪酸、PPG-17、コカミドMEA、ラウリン酸、トルエンスルホン酸、ベンジルアルコール、水酸化K、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-52、ポリクオタニウム-67、ラウレス-4、ラウレス-16、リン酸、ステアロキシプロピルジメチルアミン、ラウレス硫酸Na、ステアリルアルコール、水酸化Na、安息香酸Na、フェノキシエタノール、メチルパラベン、BHT、黄5、紫401、赤106、香料 花王ページより引用 https://www.kao.com/jp/segreta/seg_shampoo_00.htmlリンク
コメントを残す