授乳中のコーヒーの影響
こんにちは、薬剤師のファーマシストです。
産後 授乳中のコーヒー・紅茶・カフェインの赤ちゃんへの影響 を説明をします。
□カフェインの効果
カフェインの効果は、ほっと一息(リラックス効果)、眠気覚まし(覚醒効果)、尿量を増やす(利尿効果)などあります。
ほっと一息休憩のためや眠気覚ましのためにコーヒーや紅茶を飲まれている方が多いと思います。
でも、飲み過ぎると胃の痛み(胃痛)や眠れなくなる、寝つきが悪くなる(不眠)などの有害な作用がでるので十分注意をしてください。
□カフェインの母乳への影響
授乳中にママがコーヒー・紅茶などでカフェインを摂取すると約1%前後母乳に入り込みます。
そして、母乳を介して赤ちゃんにカフェインが移行します。
但し、カフェインは母乳への影響は少ないので1日2~3杯程度であれば、比較的問題がないと考えます。
しかしながら、いろいろなものにカフェインが含まれるので注意が必要です。
□カフェインの赤ちゃんへの影響
赤ちゃんにも眠気覚まし効果が出て興奮してよく泣いたり落ち着きがなくなったり、寝つきが悪くなることがあります。
□授乳中にコーヒー・紅茶(カフェイン)を取るタイミング
一番いいのは、赤ちゃんへの授乳が終わった直後にコーヒーブレイク!
※又は搾乳後にコーヒーブレイク!
ママがカフェインを取った後、カフェインが体の中で少しずつ分解されて行きます。
なので、時間が経てば経つほどママの体の中のカフェインが減少して、母乳に含まれるカフェインも減少し赤ちゃんへの影響も最小限になります。
カフェインを飲んでから約2時間までがママの身体の中にカフェインが多い時間帯と考えてください。
□ カフェインレス・ノンカフェイン・デカフェの違い
・カフェインレス:カフェインが少し含まれるもの。
・ノンカフェイン:もともとカフェインが全く含まれないもの。
・デカフェ:もともとカフェインが含まれるものからカフェインを抜いたもの。
□ コーヒーの正しい保管方法
コーヒーの正しい保管方法は冷凍庫が一番長持ちします。
インスタントコーヒーでも冷凍庫で保管が一番いいです。
※冷蔵庫だとコーヒーの香りに他の食材の香りがついて台無しになってしまいます。
□ カフェインが多い飲み物、食べ物
一般的なコーヒー150mlにカフェインは約100mg含まれます。
・玉露:約180mg
・緑茶:約50mg
・紅茶:約30mg
・ほうじ茶:約30mg
・ウーロン茶:約30mg
ちなみに 麦茶はカフェイン 0mgカフェインを含みませんので、安心です。
・コーラ(500ml):約50mg
・チョコレート(100g):約30mg
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