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【2023年4月16日更新】オーブントースターで発火事故が発生!危険な食材はこれだ! 

【最新】危険食材! オーブントースターで発火事故

本日は、

オーブントースターの発火事故を紹介します!

オーブントースター

私も毎朝 食パンをオーブントースターでトーストをしています。

しかしながら、知人の家でオーブントースターで発火事故が起きました。

(幸い、オーブントースターの中が少し燃えるだけで済みました。)

そこで、

原点(最初)に振り返ってオーブントースターの取扱説明書を確認しましたので、皆さんにも報告します。

発火事故を起こす食材

今回はアイリスオーヤマさんの

ricopa オーブントースターEOT-R1001-AAの取扱説明書を見て解説します。

(2019年6月18日現在の資料です)

取扱説明書に「調理禁止」の項目があるのはご存知ですか?

生の魚や肉、揚げ物など油が出るものを焼き網だけで調理しない。

鯖、サンマ、鰺、牛肉、唐揚げなど・・・(危険食材)

・・・油が垂れて発火することがありますので危険です。

→必ず 受け皿を使いましょう。

私は唐揚げとケンタッキーフライドチキンを

オーブントースターにかけてしまったことがあります。

火が付きました!

危険ですので絶対にまねをしないでくださいね。

 

 

バターやジャムを塗ったままのパンを焼かない。

→トーストした後にバターやジャムを塗りましょう。

・・・子供はやってしまいがちです。

 

 

缶詰や瓶詰の容器のまま調理しない。

→これは、さすがに子供でもしませんね。

大きな食材はカットしてトーストする。

・・・食材が大きすぎてヒーターに直接触れると発火する恐れがあります。

→食材はヒーターに当たらないようにカットして入れる。

庫内がからのまま調理しない。

・・・温度が上がり過ぎて発火の危険性があります。

→食材を入れてからタイマーをかける。

ヒマワリの種で発火事故

 

ヒマワリの種にも油が含まれますので、危険です。

火事になりかけました!

発火事故実験

テスト対象品

普及価格帯(3千円~4千円)の製品から1銘柄を選んでテストしました。

 

テスト結果

過去に起こったオーブントースターの発火に関する事故例を参考にし、取扱説明書で禁止又は指示している使用方法の中から消費者が起こしがちな以下の誤使用についてテストしました。

  1. 加熱時間を誤る(過加熱)
  2. 製品に付属している受皿を使用しないで加熱する
  3. 禁止されている食品を加熱する
  4. その他禁止されている使用方法で加熱する

加熱時間を誤る(過加熱)

厚さの違う食パン及びフランスパンをタイマーの時間を15分に設定して加熱し、調理物の変化の様子を見ました。その結果、ほとんどのケースでタイマーが切れる前に調理物が発火しました。厚さ5mmのフランスパンの場合はわずか1分30秒後に発火しその後大きな炎を上げて燃えました。発火までの時間はパンの厚さで異なり、薄いパンほど短時間で発火しました。

製品に付属している受皿を使用しないで加熱する

取扱説明書には『フライなど油の出るものを受皿なしで調理しない(調理物の油に引火することがあります)』と記載されていました。そこで、油の出る食品(鳥のから揚げ、骨付きチキン、餃子)をタイマーの時間を8分に設定して加熱し、調理物の変化の様子を見ました。その結果、鳥のから揚げは加熱で出た油が下のヒーターに垂れたため一瞬発火しましたが、調理物に引火はしませんでした。また、骨付きチキン及び餃子は加熱で出た油が下のトレイに垂れましたが発火はしませんでした。

禁止されている食品を加熱する

取扱説明書には『生の魚や肉を直接焼かない』と記載されていました。そこで、鯖(生魚)、秋刀魚(生魚)、あじ(干し物)、ハンバーグを焼き網に直接置いて加熱し、調理物の変化の様子を見ました。その結果、鯖(生魚)、秋刀魚(生魚)、あじ(干し物)、ハンバーグのいずれも油が出て下のトレイに垂れましたが発火はしませんでした。また、ハンバーグは油が下のヒーターに垂れたため一瞬発火しましたが、調理物には引火しませんでした。

その他禁止されている使用方法で加熱する

取扱説明書には『バターやジャムを塗ったパンを焼かない(パンが発火することがあります)』と記載されていました。そこで、厚さの違う食パン及びフランスパンに通常の量のバターを塗って加熱し、調理物の変化の様子を見ました。その結果、薄く切ったフランスパン(厚さ5mm ~10mm)は黒く焦げて3分足らずで発火して燃えましたが、他のパンは発火しませんでした。

 

《詳しいテストの結果はこちらをご覧ください》→テスト結果詳細(PDF:573KB)

消費者へのアドバイス

  1. オーブントースターでパンを焼く際、黒く焦げるまで焼くと、その後、短時間でパン自体が発火し勢いよく燃えます。パンの大きさや厚さ、種類により調理時間は異なりますが、パンを焼く場合はタイマーで短めに調理時間を調整し、使用中はオーブントースターから離れないようにしましょう。
  2. バターを塗ったパンを焼くと、バターが溶けてヒーターに垂れて発火し、パンに引火する恐れがあります。必ず専用の受皿やアルミホイルを使用してバターが垂れないようにして加熱しましょう。
  3. 油を多く含む食品及び生の魚や肉は直接焼くと油がヒーターに垂れて発火し、調理物に引火する恐れがあります。必ず専用の受皿やアルミホイルを使用して油が垂れないようにして加熱しましょう。
  4. オーブントースターの誤使用は火災など大きな事故につながる恐れがあり危険です。ふだん何気なく使用している方法が実は誤使用であるということがあります。製品の取扱説明書をよく読んで正しく安全に使いましょう。

埼玉県のページより引用 https://www.pref.saitama.lg.jp/b0304/syouhintest/oventoastertest.html リンク

その他の発火防止策

パンを焼くときは、必ずパンくずトレーを使う。

パンくずはこまめに取り除く。

発火事故つながる行為

パンくずトレーにアルミホイルを使用すると発火の原因になります。

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最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。

少しでも、あなたのお役に立てるとうれしいです。

今後ともよろしくお願いします。

スマホ 薬 局 (薬剤師:真農)

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